2014年11月3日月曜日

札幌~三笠・桂沢湖 往復146kmをロードバイクでサイクリング


10月末のある日に、札幌市から三笠市の桂沢湖まで

往復146kmをロードバイクでサイクリングしてきました。

桂沢湖は北海道の紅葉の名所として有名なダム湖で、

毎年10月中旬にはみかさ桂沢紅葉まつりというイベントも催されている程なのですが、

紅葉の見頃時期は桂沢湖に行くことができなかったので、

10月末の天気の良いある日に早起きしてサイクリングに行ってみました。




国道275号線をまっすぐ江別に向けて走ります。

東雁来あたり、雁来大橋から豊平川を眺めながら水分補給。




江別に到着。

天気も良くていい眺め。




国道12号線で江別~岩見沢へ。

石狩川沿いに"石狩川"と刻まれた大きな石碑があるのが

前から気になっていたので近づいてみると、

原子修さんの詩が刻まれていました。

"時は流れ 水は流れ

 千の苦悩 万の悔恨 億のコトバは流れ去っても

 石狩の川はあり

 石狩の野はあり

 北に生きる者のギラリと輝く意志がある"




斜張橋の美原大橋が見えます。

以前は江別の新シンボルとして夜になるとライトアップされていましたが、

現在は節電のためライトアップはお休み中みたいです。




江別大橋からの夕張川。

奥に美原大橋が見えることから察するとおりに、

夕張川の下流に石狩川があります。

ここの夕張川はもともと千歳川に合流していた夕張川を

石狩川に直接合流させるために作られた夕張川新水路なのだそうです。




幌向の駅前の銀杏並木。

落ち葉で黄色の絨毯みたいになっていました。




銀杏の葉でフカフカです♪

あっ、RAPHAのオーバーシューズカバー、とっても温かくていいですね。

履くのに一苦労しますけどね。

もしかすると、私のシューズがSPDのシューズ(fi'zi:k M5 DONNA)だから

履くのが大変なのかも!?

SPD-SLのシューズだったら靴底がツルっとしてる分、

もう少し楽に履けるのかもしれないですね。




岩見沢に到着。

岩見沢といえば、ってことで天狗まんじゅうで栄養補給。




左から天狗まんじゅう、花子ちゃん、すあま。

見た目が可愛い花子ちゃんは桜餅みたいで美味しかったです。

エネルギーチャージしたところで、岩見沢~三笠へ。




三笠の道の駅に到着。

(写真が裏手の食の蔵でしか撮影していませんでした。。)




名物の石炭ざんぎと味噌ざんぎをGET。

いずれも5個入り350円でした。




ベンチを探してキョロキョロしていたら、巨大水車前に休憩スペースがありました。

自転車と比較すると、かなり大きい水車なのがわかります。




炭パウダー入りなのかと思いきや、イカスミで黒くしているそうでです。

味は普通のざんぎの味でした。




味噌さんぎは味噌風味の少し甘めなざんぎで、

個人的にはこちらの方が好みの味でした。




しっかり食べたところで、北海道道116号線で桂沢湖にGO~。

道の駅の裏手の達布山が紅葉していてウキウキ気分で出発。




ちょっと寄り道して奔別町にある住友奔別炭鉱立坑櫓を見学。

立ち入り禁止になっていたので近くまで寄れませんでしたが、なかなかの迫力です。

1971年に閉山し、立坑密閉作業中に爆発事故が発生したらしく、

外壁がなくなっているのが見えます。

そらち炭鉱の記憶アートプロジェクトで内部の様子も見ることができるようなので、

来年はアートプロジェクトの開催時期に合わせて訪れてみたいです。




さて、ここから桂沢湖までじわじわと登りです。




幾春別川に架かる橋。

橋の名前はわかりませんが、なかなかのビュースポットでした。




桂沢覆道もまだまだ登り坂。

トンネルの中には歩道もありませんし、

急なカーブもあるのに、なかなかの登り坂って嫌ですね。。

唯一、紅葉した木々が見えたのが良かったです。




桂沢覆道を抜けてまだ登っていくと、桂沢湖に到着。

紅葉のシーズンは終わってしまっていたけど、

まだまだ綺麗な景色が楽しめました。




桂沢湖の湖畔には1976年に桂沢湖周辺で

恐竜の頭部の化石が発見されたことから、

巨大な恐竜のオブジェがあります。

後に肉食恐竜の化石ではなかったことが分かったらしいのですが、

化石の発見は日本に恐竜ブームを巻き起こすきっかけになったみたいですね。




紅葉のシーズンが終わってしまっていたので、

誰もいない桂沢湖。




綺麗な景色をゆっくりと楽しめました。




さて、桂沢湖から折り返し。坂を下ります。




三笠市立博物館にある野外博物館、全長1.2kmのサイクリングロードへ。

ここは入場料無料で走ることができます。(レンタサイクル有みたいです。)




落ち葉がありすぎてブレーキキャリパーに挟まってキュルキュル異音が発生。

落葉前は紅葉で綺麗な道だったのかも知れないですね。




サイクリングロードの脇にある階段を登った先に

道内最古の立抗、北炭幾春別炭鉱錦立坑櫓があります。




大正8年に建設されたとのことです。

廃墟マニアにはたまらない感じじゃないでしょうか?

硫黄の香りが漂っていました。




ひとまたぎ覆道では古第三紀層(約5000万年前)の地層と、

白亜紀層(約1億年前)の地層の境界があるので、

ひとまたぎで5000万年の時間を飛び越えることができるみたいです。 

(復路で撮影していますので出口側です。)




人力で掘られたトンネル、神泉隋道。

トンネル内は完成当時のままで、ごつごつしています。

(復路で撮影していますので出口側です。)




幾春別川に架る小さな橋が折り返し地点でした。




まだ時間があるので、三笠市立博物館にも入ってみました。




北海道で産出した巨大なアンモナイトの化石が並んでいます。




これが蝦夷三笠竜の化石!?と思いきや、

アメリカで発見されたジュラ紀の大型肉食恐竜

アロサウルスの化石のレプリカだそうです。




アメリカ・カンザス州で採掘されたモササウルスの化石。

どうやら蝦夷三笠竜はこのモササウルスと同じ種の生き物だったようです。




名前もわからないですけど、実際にこんな恐竜が飛んでたら怖いですね。




三笠から岩見沢へ。

遠くに幾春別川に架るアーチ状の橋が見えます。

岡山橋でしょうか?




岩見沢を抜けて、江別を目指します。

復路はひたすら平地をケイデンス90位でコギコギ。

でも、一所懸命漕いでいるのに平均時速が25~28km位にしかならず。。

ビンディングペダルにしてからポジションがまだ変で、

実はこの日もサドルの高さを約1.8mmも上げたんです。

するとクリートの位置が後ろ過ぎる感じが。

うーん、フラペと違ってポジションが少しでもヘンだと調子が出ないですね。。




一面すすき畑。

だんだん日が傾いてきましたね。




国道275号線はピットポイントもなく、ひたすら漕ぐ感じで辛くなってきました。




函館本線と並走して走ります。

夕日が綺麗!!




あぁ、日が沈んでしまいました。




江別で工事中で自動車は通行止めになっていた道を走りました。

道道46号だったのかな?

暗くてわからなかったのですが、車はこないし、

アスファルトが新しくなっていて気持ちよかったです♪




帰りも雁来大橋から豊平川を眺めながら水分補給。

国道275号線は大型車両が多くてナイトライドが怖いですね。

今一番売れているというリアライト(テールライト)の、

ファイバーフレアのロングを点灯させて、ゆっくり走行して帰りました。


走行距離 146km
登りの合計 1453m


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